クリスマスとは何?知るようで知らないクリスマス


日付: 2017.11.17
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クリスマスと言えば、一年に一回の大きなイベントですので、日本ではクリスマスを祝って、デートをしたりプレゼントを送ったりする人が多いです。しかし、現在多くの日本人にとって、クリスマスはキリスト教の宗教行事ではなく、プレゼントを送る日、家族パーティーのための記念日、そして男女恋愛の祭りなんです。もしクリスマスを楽しむ人たちに、「クリスマスって何?」と聞いたら、クリスマス好きな人でも正確に答えられない場合が多いです。

「クリスマスって宗教祭りです。イエスの誕生日です!」

そんなに説明しても大正解とは言えません。実際イエス・キリストの誕生日は古代から様々な説があり、今は正確に推測されることがなかなか難しいです。そのため、クリスマスは「イエス・キリストの誕生日」というより「イエス・キリストの降誕を記念する日」のほうがいいかもしれません。

メリークリスマスについて

クリスマスの由来・起源
12月25日のクリスマスの起源と言えば不明です。4世紀からキリスト教の教徒たちはクリスマスを祝っているそうです。一説によると、ケルト人やローマ人の年中行事「冬至の祭」がクリスマスの起源とされます。

なぜ冬至の祭を選定してクリスマスの祝いとしますか?北半球の住民からみれば、冬至は古代から一番昼が短い日です。つまり、冬至が過ぎると、昼が次第に長くなって、太陽は再び力を取り戻して蘇生するとも言えます。冬至を境にして、太陽神は復活して、長い死の冬に生命の光を照らします。

その太陽の「蘇生」を祝うために行われたのは「冬至の祭り」です。古い時代の人たちは、太陽の神様を崇拝するため、この行事を「太陽神の誕生祭」とみなします。誕生祭を開催するうちに異教徒の人たちは家族や親友が集まり、宴会を開き、生命と収穫を賛美しながら、これからの厳しい冬に備えるために盛大な宴で栄養をとります。

キリスト教の教徒たちにとって、「世の光」イエス・キリストの誕生は「太陽神の復活」と同じ祝うべきことですから、クリスマスの日付を冬至の祭にしました。そして、冬至の祭りは異教徒の祭日ですが大きなイベントですので、「クリスマス」を「冬至の祭」と同じ日にするなら、その時勢力が大きかった異教徒の間にキリスト教を広げることには役に立ちます。

クリスマス 由来

Christmas(クリスマス)の意味・語源

「Christmas(クリスマス)」という言葉は「Christ(キリスト、救世主)」と「Mas(ミサ、礼拝)」から由来したものです。もちろん、言語によって、クリスマスに対する呼び方が異なるので、言語は必ず同じというわけではありません。「クリスマス」という呼び名は英語からのものです。

そして、「X-mas」「Xmas」という言い方の起源についても諸説があります。もちろん、XMasは和製英語ではなくて、アジア圏だけ使われた言葉ではありません。英語圏の印刷物でも19世紀から今までよく見られる言い方です。一説によると、Xmasはギリシア語「Χριστος(Christos、クリストス)」からのものです。頭文字のXをChrist(キリスト)の省略形とします。

どうしてクリスマスを代表するカラーは緑と赤?

クリスマスカラーと言えば、一般的にイメージするのは緑と赤です。どこのクリスマスイベントでも、基本的には赤と緑の飾り物で飾られています。

赤はキリスト教によってはイエスキリストの血を象徴する色です。
緑は、クリスマスの定番・飾り物のヒイラギを象徴する色です。針葉樹に属するヒイラギは枯れる姿がなく、冬にも常緑の存在ですので、永遠の生命力を象徴しています。
ちなみに、ヒイラギと同じ原因で、クリスマスツリーの本体を選定する場合も、一般的には常緑の針葉樹を用材として使用します。

クリスマス 赤と緑

どうして「メリークリスマス」で挨拶するか?

ほかの年中行事をお祝いする時、「Happy New Year!」「Happy Thanksgiving!」などの言葉で挨拶していますが、クリスマスの場合には「Merry Christmas(メリークリスマス)」の定型句で挨拶することがほとんどです。そして、「Merry」は宗教的な英語単語としてクリスマス用語となり、クリスマス以外の場合にはあまり使われていません。

なぜクリスマスだけ「Happy」ではなくて、「Merry」を使って挨拶をしますか?Merryは「陽気な、お祭り気分の、楽しい」という意味です。「Merry Christmas」は「楽しいクリスマスを」という意味になり、最初にはキリスト教の教徒たちの間にクリスマスのお祝いをする時言う言葉です。クリスマスは宗教行事ですので、ほかの年中行事と違って、宗教用語で挨拶をします。

そして、「Merry Christmas」はイエス・キリストの誕生を祝う日に使われた特別な挨拶ですので、宗教的な意味合いが強いです。無茶苦茶な「メリークリスマス」で挨拶すれば、宗教に敏感的に反応する人には不快をもたらすかもしれません。

クリスマス 挨拶

アメリカでは「Merry Christmas」をあまり言わなさそうです。なぜと言えば、アメリカではユダヤ教の教徒、イスラム教の教徒に配慮しています。12月中旬以降のお祝いと言えば、日本ではほとんど「クリスマス」をイメージしますが、実際ユダヤ教とイスラム教のお祝いもこの期間に行われています。「メリークリスマス」はクリスマスというキリスト教の宗教行事と切り離せるわけがないので、好き勝手に言うとほかの宗教の教徒たちのお祝いの気分を壊して不快させるかもしれません。

複雑な宗教問題を回避するために、アメリカでは挨拶の言い方が「Happy Holidays!」(楽しい休日を)という言いやすい形に変えたようです。これで、どの12月の祝日にも対応できるようになります。

メリークリスマス 英語

クリスマスイブの意味

Eve(イブ)は「前夜」の意味です。クリスマスイブで盛り上がってパーティーを開く人たちも、クリスマスイブの存在には理解できない場合があるかもしれません。

イエス・キリストの誕生日を記念したいなら、当日に祝うだけでいいではありませんか?クリスマスだけでいい、どうして「クリスマスの前夜」までお祝いをしますか?クリスマスイブとクリスマスとは何か違いがありますか?

以上の質問は「暦」で解釈されることができます。

実は旧約聖書に使われた「聖書歴」は、現代人の使っている太陽暦とは異なります。

「聖書歴」によって、1日は「当日の日没から、翌日の日没まで」で計算されます。つまり、現代人に認識されている今日の夜は「聖書歴」によって、すでに次の日の始まりなんです。

「聖書歴」によって、クリスマス期間は12月24日の夜から12月25日の日没までです。そのため、「クリスマスの前夜」からクリスマスのお祝いをすることも当然です。クリスマスイブも実際クリスマスの一部ですので、両者は違いがありません。同じイエスキリストの誕生を記念する時間です。また、「聖書歴」によって、12月25の夜にクリスマスがすでに終わっているのです。

メリークリスマス 意味

クリスマスについて
クリスマスの習慣はもちろんデートとプレゼントだけではありません。全世界まで広まっている有名な宗教祭りとして、クリスマスの習慣は国家や地域により細部が異なります。和のささやかなクリスマスで過ごスことがよい、外国のクリスマス習慣を参考にしながら、ユニークなクリスマスを楽しんでみることもいいですよ。