Apple自ら新型Apple Watchの情報を明かす:iPhoneがなくても使えます
ですが、Appleはこの難しい局面を変えようとしています。ブルームバーグの報道によると、Apple は今年下半期に新型Apple Watchを発表する予定です。新型Apple Watchの一番の特徴はセルラーネットワークを搭載することです。iPhoneなしでもApple Watch単体でアプリのダウンロード、ネット音楽の再生、メッセージを送受信することなどが行えます。
情報筋によると、アップルとクアルコムとの間に訴訟が起きたため、新型Apple Watchにはインテル(Intel)製の LTEモデムチップが採用されることになりました。また、新型Apple Watchは外観デザインに変更があるそうです。
現在、Apple Watchは音楽再生やアプリのダウンロードもiPhoneを通して行う必要があります。しかし、新型Apple WatchのiPhoneへの依存度が大幅に減るそうです。実のところ、昨年で既にセルラーネットワークに対応するApple Watchを発表する情報がありました。ところが、バッテリー持続時間を考え、Appleは計画を延期しました。
面白いことに、大騒ぎを起こしたHomePodファームウェアコードの流出もこの情報を証明しました。
ツイッターユーザー@RealAntonioMに公開された特ダネによると、HomePodファームウェアから以下のコードが見つかりました:
obliterateGizmoPreservingeSIM
その中、GizmoはまさしくApple Watchの開発コード名です。eSIMとはデバイスチップに組み込まれた仮想SIMサービスで、SIMカードなしでも自由に通信事業者を切り替えることができます。
2012年に、Appleは既にiPadにこの技術を搭載させ、Apple SIMと名付けました。Apple香港の公式ウェブサイトでは、以下の説明が述べられました:
Apple SIMでプロバイダの携帯電話データプランをあなたのiPad上で直接選べて、とても便利です。Wi-Fiホットスポットが近くにない時でも、インターネットへの接続を続けられます。また、世界180以上の国と地域でネット接続でき、適応性が高いです。目的地に到着してからEメールをチェックしたり、経路を調べたり、家にメッセージを送りたい時は、使用時間の長さに合わせた携帯電話データプランを購入できるようになります。
情報筋によると、Appleは幾つかの欧米通信事業者と交渉しています。AT&T、Verizon、Sprint、 T-Mobileなどの通信事業者がこの新型Apple Watchの発売を決定しましたが、全部LTEに対応するとは限りません。