iTunesのバックアップ場所を変更する方法


日付: 2016.02.08
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今大人気のiPhoneは日本や世界中で広く使われています。でも皆さんは普段iPhoneを使うとき、考えたことはありませんか。iPhoneのバックアップデータはどこに保存されていますか、と。実は、iTunesを通じて、iPhoneのバックアップデータが勝手にCドライブに保存されます。そのせいで、、Cドライブが非常に大量なバックアップデータに圧迫されます。ご存知の通り、Cドライブはパソコンにとっては頭脳のようなもので、メインシステムに関する重要なのファイルがCドライブに保存されていますから、大量のバックアップデータに圧迫されることによって、普段パソコンで作業するのに支障がでます。そのため、バックアップの保存先をCドライブから他の容量の大きいなディスクに変更した方が妥当。その方法をいまから紹介しましょう。

まず解決すべき問題は、iTunesが勝手にCドライブに作成したバックアップファイルの場所を確定することです。

iTunesバックアップの保存先

WIN 7以降:C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\AppleComputer\MobileSync\Backup
MAC:ライブラリ\ApplicationSupport\MobileSync\Backup
XP:C:\Documents andSettings\ユーザー名\Application Data\Apple Computer\MobileSync\Backup

以上の位置でバックアップファイルが見つけられます。ちなみに、「ユーザー名」フォルダの配下の「AppData」フォルダは普段隠されているので、それを開くには表示させる必要があります。
「AppData」フォルダを表示させる
「AppData」フォルダが半透明で表示される
設定後、「AppData」フォルダが半透明で表示され、これでバックアップ先が見つけられるようになります。バックアップフォルダをコピーして、他の容量の大きいディスクに貼り付ければ、とりあえずCドライブから容量を空けることができます。
ですが、これではiTunesのバックアップ先が変更していません。やはりバックアップデータはまたCドライブに保存されてしまいます。

iTunesのバックアップ場所を変更するには
容量が十分のあるディスクに、新たなバックアップフォルダを作成します。例として「Backup」 とでも名をつけましょう。フォルダの名前はなんでもいいので、好きな英数字でネーミングしても構いません。そして、先ほど見つかったCドライブのバックアップフォルダをすべてコピーしてから、「Backup」に貼り付けます。そして元のバックアップフォルタの名前を変更してください。さもないと、次にバックアップデータはまた元のバックアップフォルダに保存されます。もちろん、削除しても問題ありません。

続いて、スタートボタンをクリックし検索入力欄に「cmd」と入力し、「cmd.exe」を立ち上げます、「管理者として実行」という選択肢をクリックし、コマンドプロンプトを管理者権限で起動します。
「管理者として実行」という選択肢をクリック
次に、以下の命令を入力してください。
mklink/d"C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Apple Computer\MobileSync\Backup" "D:\iTunes Backup\Backup"

「ユーザー名」と「L:\iPhoneBackUp (新しい保存先のパス)」の部分をそれぞれご自分の設定に合わせて変更し、コマンドプロンプトに貼り付けてしてください。最後にENTERキーを押せば、
設定に合わせて変更
このように、「……シンボリックが作成されました」と表示されたたら全部完成です。 これからiTunesのバックアップデータは指定された場所に保存します。ほかのアップル製品も同じ手順でバックアップ先を変更するのができます。さっそく試してみましょう。

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