【WWDC2017】細かくても役に立つ:iOS 11の6つの見どころ
今回のWWDC 2017で、AppleはiOS 11の6つの見どころを紹介しました。注目を浴びているiOS 11をすべて語れることはできませんでしたが、細かいところに6つのみどころがあります。一番の変更はやはり新たなデザインやインターフェースかもしれませんが、この6つの見どころも侮れません。では、早速見てみましょう。
字を入力してのSIRIと会話
SiriがMacOSに導入されてから、何で入力でSiriと会話できないのかという質問を時々聞くようになりました。仕事の時にMacを使っていると、声を上げてSiriと会話するには不便です。iOS 11では、字を入力してSiriと会話することができるようになりました。音声の読み取りが上手く行かない時も役に立つ実にありがたい機能です。
QRコード読み込みに対応
アメリカには流行っていないせいか、Appleは元々QRコードの読み込みに力をいれていませんでした。でもそんなこともiOS 11で改善されます。カメラアプリでQRコードを読み取ることができるようになります。
片手モード
片手でスマホを操作するしかない場合は多々あります。ディスプレイが大きくなるほど、片手で持ちにくくなります。iOS 11は片手モードを追加し、特に片手でできるキーボードに力をいれました。でも、具体の様子はまだ分かりませんので、片手キーボートの実現方法は未だに謎です。すべてのアルファベットをディスプレイの片方に寄せるか、円弧型のデザインなのか。また、片手でマップをズームする機能も搭載されているみたいなので、気になりますね。
画面の録画機能
スクリーンショットだけではユーザの必要を満足できません。今必要とされてるのは、より高度な機能であり、画面の録画もその一つです。画面の録画は文字通りディスプレイを録画する機能ですが、録画されたものはどんな形式で保存されるのでしょうか。GIF保存もできたら尚更いいので、今から楽しみです。
携帯番号でAppleIDをサインイン
海外では、携帯番号をアカウントとし、直接携帯番号でサインインできるサービスがたくさんあります。アカウント名を複数覚えることなく、携帯番号一つでサービスを利用する便利さは多くの国で評判されていました。日本で実装されるかどうか分かりませんが、もしAppleIDが携帯番号とリンクできるとしたら、アカウントの管理が簡単になるのはまず間違いありません。
3D Touchでブラウザタブを切り替え
スマホはiPadやMacのような大画面を持ち合わせていませんので、ブラウザのタブを切り替える時はタップしにくい時があります。特に仕事なので違うタブを繰り返し切り替わる必要がある時は面倒でしょう。Safariのタブを3D Touchで切り替えることでこの状況を改善できるかどうかは分かりませんが、Appleの積極的に問題解決に向ける姿勢を感じられますね。
以上で6つの見所を紹介しました。実際の使用状況はiOS 11のリリースを待つしかありませんが、Appleファンとしては、期待してもいいでしょう。