2015年爆買い9275億円
日本2015年の流行語大賞は「爆買い」です。日本の製品を爆買いする中国人は、日本に来なくても爆買いできます。便器から薬用化粧品まで、日用品から薬品まで、中国のネットでは、日本のお薦め商品はなんでもあります。観光庁の最新データでは、2015年1月から10月まで、来日の観光客は1631万人。その中、中国からの観光客は428.37万人。すなわち、四人の観光客の中に一人が中国人です。もし一人で27.5万円の消費額なら、2015年中国からの来日観光客の消費額はなんと9275億円に達します。
今年、中国からの来日観光客は500万人の新記録を更新できるといわれています。このデータは単に来日の中国観光客はの消費額だけで、通販の消費額を含めればもっと高くなります。日本アマゾンや楽天市場など有名な通販サイトも中国市場に対し経営戦略を調整しました。日本アマゾンは中国人向けの人気商品の薦めと中国語のページを設置しました。楽天市場も、中国への直送サービスに力を入れています。
福袋も爆買い
2016年の元旦、日本の店は様々な福袋を販売し始めました。福袋もまた、中国の観光客の新たな狙いになりました。
安い価額で色んな商品をセットにして販売する福袋は、中国でも、日本でも大人気です。
例えば、日本のアップルの福袋は一番注目されていた福袋です。毎々発売したわずかの時間で完売になり、更に、アップルの福袋を手に入るために、雪の中で徹夜して福袋の発売を待つ人もいます。でも、アップルの福袋もそれなりの価値になるので、どのセットの福袋もいいものばかりです。
また、無印良品などの会社も福袋を使って営業額を上がるのが得意です。今年、銀座ではラグビーワールドカップで有名人になった日本選手五郎丸步を誘ってイベントに出場させ、更に史上初の中国語と英語の説明の付ける福袋まで発売しました。
海外通販の普及によって、多くの中国人が日本に来なくても、ネットで日本の商品を購入できます。そのため、日本の商品を中国に転売する通販サイトが多く建てられ、沢山の中国人も日本各サイトの福袋を注目するようになりました。クリスマスと元旦の間も、海外通販サイトが中国ユーザーに多くの福袋を販売したらしい。日本アマゾンや楽天市場などの通販サイトでも福袋が絶対の主役です。
そしてこれらも全部中国人の爆買いの狙いになります。各海外通販サイトも中国ユーザー向けの福袋を用意し、お菓子から、おもちゃまで、NIKEやPUMAなどブランドの福袋もあります。
中国人は春節を本物の新年と考えるので、日本新年の福袋は彼らにとって2015年最後の爆買いかもしれません。
海外通販の普及も原因の一つですが、中国人が日本製商品を爆買いする理由はそれだけでありません。この十数年間、中国の経済が飛躍的に向上し、中国人の収入もますます増えてきました。それに、近年以来、安倍政府の円安政策により、外国人にとって日本製商品は実際に安くなりました。また、日本製品は高品質で世界中に知られているので、中国人が日本製商品を爆買いするのは当然ともいえるのかもしれません。