和歌山電鉄10周年記念式典、ニタマ駅長も祝福
4月2日、和歌山電鉄が運行開始から10年の記念式典が和歌山電鉄伊太祈曽駅で行われました。猫の駅長「ニタマ」が出席し、前代駅長「たま」のレリーフも公開されました。式の冒頭に和歌山電鉄の小嶋光信社長が「ニタマ」を抱いて登場。小嶋社長は「今日ここに10周年を迎え、感無量です。今まで支えてくれた皆さんに心から感謝の意を表したい」と挨拶し、駅前の特設ステージでニタマや仁坂吉伸知事らとともに記念のくす玉を割って、祝いをしました。
その後前代の「たま」駅長のレリーフも公開されました。このレリーフは県立図書館のレリーフの複製品で、図書館より和歌山電鉄への贈り物です。サイズは高さ約45センチ、幅約35センチとなります。このレリーフは「たま電車」に設置され、式典後、ニタマ駅長も初めて同車両に乗車し、後継者としての務めを見事に果たしました。
前代の三毛猫駅長「たま」は昨年6月で亡くなれ、同じ三毛猫の「ニタマ」が駅長を継いた。当日ニタマ駅長を一目見ようと駆け付けた和歌山市の市民も大勢います。市民たちはたまのあとをニタマ駅長が立派に引き継いでいる姿に感動し、今後も貴志川線を利用し続けるという。