廃棄された携帯電話がゴミではなく、メダルだ!!
以前ずっと手元にある古い携帯電話のことを、まだ思いてますか?
古い携帯を利用できなくなる理由は、徹底に壊れた、泥棒に盗まれた、あるいは新しい携帯を購入したなど、いろいろあります。廃棄された携帯は、廃棄されたコンピューター、電気製品などと一緒に「電子ゴミ」と呼ばれています。国連は、先進国でも途上国でも、電子ゴミが増えるスピードが最も速い廃棄物の流れだと発表しました。更に、どんどん増えている電子廃棄物の中に、携帯電話は大きい割合を占めます。ますます深刻化する電子ゴミ問題に対して、日本はある解決方法を提出しました。
では、電子ゴミを再度利用したいなら、一体どうすればいいのか?日経の報道により、2020年夏季オリンピックの組織委員会は、電子ゴミを利用してメダルを作り出すかもしれないと発表しました。
「日本経済新聞」の報道より、今年6月に日本の非政府組織Genki Netから行った活動に、日本オリンピックの組織委員会はこのアイディアを初めて提出しました。組織委員会はこの方式で、人々の電子廃棄物を回収する意識を喚起するつもりです。日本では厳しいゴミ分別制度があるとしても、もっと総合的な電子廃棄物回収・リサイクルのシステムが必要です。
日本は資源大国ではありませんが、電子廃棄物回収の中に豊かな資源を得ることができます。日本から廃棄された電子製品の中に、金と銀の含有量は世界供給量の16%と22%を占めます。
2012年ロンドン夏季オリンピックに、9.6キロ金、1210キロ銀と700キロ銅を使ってメダルを作り出しました。それから、2014年に日本は電子廃棄物の回収で、143キロ金、1566キロ銀と1112キロ銅を回収しました。これらの電子廃棄物を回収すれば、オリンピックのメダルの製造は問題ありません。
非政府組織Genki Netの代表者―福田優子さんは、「すべての日本人に東京オリンピックを参加させるため、私たちは会社が具体的な回収企画を提出することを望んで、オリンピック組織委員会と協力して企画を実現することを希望しています。」と発表しました。
「オリンピック大会を通して環境問題の解決を促進」、これは電子廃棄物の回収に関する日本の答えです。四年後の東京2020年夏季オリンピック、期待できますね。